「結婚」を手放したらかえってラクになりました カタノトモコ
20代で社会人になったとき、この先の10年目標を考えてみたら、私の10年に「結婚」のタイミングがありませんでした。
当時は10年後に会社を作って社長になろうって目標でした。
(実際の10年後はとあるサービス業の店長になってました(笑))
30歳前後と35歳前後になったときに結婚に焦りましたがその時お付き合いしていた方はいたものの結婚につながらず、
40歳過ぎたらふっと
「あぁ、私は結婚しない人生なのかも。20代で考えた人生設計でも結婚入らなかったし。ま、できたらできたでいいや~」
って思いついてしまったらとてもラクになりました。
その頃に出会った本がこれです。
内容がとても共感しました。
主人公が大阪から東京へ引っ越す事を決めてから引っ越したあと、私も同じように感じた~~~!
「地元が宮崎の私にとって大阪は特別なものでもなかったのに
大阪も東京も自分にとっては同じって思っていたのに
いざ大阪を離れるって自覚すると気持ちが変わってきた
私はたぶんもう二度と大阪には戻らないだろうから…」
って私も地元は北陸だし、
その後住みだした名古屋も仕事がそこだったからだし、
名古屋でも東京でも住めば都だろうし、
地元が名古屋じゃないから名古屋には戻らないだろうし、
って私も思いました!!!
その後主人公も東京にはまだ帰る場所って思うような落ち着ける場所がないって気づくところとか、
私もそう感じました~~!!
東京って地方から出てきた人にそう思わせる要素あると思います。
人が多すぎて、大きい街だらけで、なんか、もたもたしてるとすぐに埋もれてしまう、
そんな感じが私はします。
しかも東京の人、反応がクールすぎてよくわからない(汗)って
仲良くなれるのか不安でした(今でも感じることよくあります)。
この本は主人公が一歩踏み出したところで終わりましたが、今の私もそんな感じだな、私だけこんな気持ちじゃないんだな、って思ってホッと感じました。
住み慣れた場所から新しい場所へ移り、まだ慣れずにちょっとセンチな気持ちな方にオススメです。
2015年5月発行
2019年11月完読
請求記号 726.1
☆☆☆☆
#結婚#一人暮らし#引っ越し#東京#コミックエッセイ