ずっとやめたかったこと、こうしてやめられました。 汐街コナ
人間の依存について、どうやって依存から抜け出せたのかの体験記をコミックでわかりやすく載せてあります。
人はもともと依存心があって、これがあるから生活が楽しくなるとおもいます。
でも心が弱いときは依存心が強くなって逆影響になってしまいますね。
私もいろんなプチ依存があります。
この本にもわたしが当てはまる依存が載っていました。
・ネット、ゲーム依存
基本がゲーム大好きで過去にはゲーム会社で働いたこともありました。
ネットも大好きで、気になったニュースやブログを読んだりゲームをして気づけば3時間たってるなんてザラにあります。
ただ外出時スマホを家に忘れても、その日連絡をとらなきゃいけないことがなければ平気で過ごすことができますし、実家に帰省したら母と過ごす時間が大事になるのでほとんどスマホを触ることがないので、プチ依存ですかね。
治すつもりはありません(笑)
が、時間は減らした方が他にもやりたいことできるかな~と思います。
・糖質依存
私、パンも好きですがご飯が大好きなんです!
小さいころから「カラごはん(おかずなし)」でも平気で、ふりかけや納豆など、ごはんに何かかかってるとそれだけでご飯を食べてしまいますので、残ったおかずを食べるためにご飯をおかわりする…、結果食べ過ぎてしまいます(汗)
でもごはんばかり食べ過ぎると最近気づきましたがなんとなく気持ちが悪くなるので、ちょっと糖質取りすぎなのかな~と思うようになりました。
この本にも載っていましたが空腹のときに手が震えるとか、私もたまにあります。
お酒を飲みすぎた次の日、お酒が抜けきる1~2時間は本当に震えます。
お酒も糖分ありますし、これは気を付けないといけませんね。
そんなときは普段意識しないと摂取し忘れるタンパク質を取るようにしています(肉や魚より野菜が好きなのです)。
バランスの良い食事を意識していかなきゃですね。
・ブラック企業依存
これは…、過去本当に当てはまってしまって、今も当てはまります。
※働いている図書館はブラック企業ではありません。
「仕事は好きなこと」をモットーに職を選ぶので、ハードワークでも楽しくてついつい働いちゃうんです。
先ほど挙げたゲーム会社はブラックではなかったと思いますが、納期が近いときは会社に寝泊りしました。
が、これは仕方ないって思ってるんですけど、その段階でアウトですかね?(汗)
他にも平均月勤務時間300時間以上って職場もありました。
でもその仕事が好きだったし、仕事内容に苦はありませんでしたね。
もっと忙しくても良かったです。
仕事しすぎて生活面が荒れに荒れてしまい、それに気づいてから体調も悪いことに気が付いて考えて考えて辞める選択をしました(常に眠くて、目覚ましでは起きられなくなり、そのうち母に電話で起こしてもらってましたがそれにも気づかなくなり、目が覚めても体が動かない症状が毎日ずっと続いていました)。
しかもそこは給料が安すぎて残業代も見込みで含まれているので手当もないし、終電逃した時の交通費は自腹、って超ブラックで、貯金もできず毎月ギリギリでした。
どれだけ仕事が好きでも生活ができなければ続けられないですね。
この仕事は給料面の不満がクリアになれば続けていたと思うので、ブラック企業依存というより、ワーカホリック気質でしょうか。
他に買い物依存やアルコール依存、恋愛依存などから立ち直った話が載ってますので、誰しもが当てはまる内容はあると思います。
この本の冒頭にネズミの実験の話があるのですが、これは読んでゾッとしました。
プチ依存ならまだいいですけど、自分の意志では止められない依存は怖いと感じました。
依存をかかえている方はだいたいが自己肯定が低い人と書いてあります。
また自分の人生の生き方がわからず、つい刺激を感じるものに惹かれてしまう人ともありました。
夢を一途に追っかけて成功している人は確かに心が強い状態なので依存になりづらいかなと思いました。
絵もシンプルで読みやすいです。
興味がある方は是非読んでみて下さい。
☆☆☆
2019年5月発行
2020年2月完読
請求記号 916
#汐街コナ#プチ依存#コミックエッセイ#生き方