悩む力 メンタリストDaiGo
物事を0か1かで判断しやすく、言葉をオブラートに包むのが苦手(包まれるのも苦手)、比較的ウジウジしない性格だからか、友人から相談されることが最近は特に増えました。
正直相談に乗るのは苦手です。
アドバイス求められて「こういうことやってみたらどう?」って言ったところで受け手はほぼ実行しませんからね。
「そうなんだー、大変だね」的な事言いながら聞いて欲しいだけなんじゃないの?って思うのですが、意見を求められたりして、私の考えを言っても「そうじゃないの!」とか…。
こういうタイプはウジウジ悩むけど解決案を本気で見つけたいとは思っていないし、可哀想って自己を認めて欲しいだけなんでしょ><
って最後はその姿に呆れるのですが、それでも、仲良くしてくれるので力になりたい私であります。
DaiGoさんのYouTube配信を高頻度で見ていますが、そこでこの本を紹介していました。
「クリティカル・シンキング」について書かれておりますが、上に書いた友人たちにぜひともお勧めしたいです。
だいたい悩みのスパイラルに入ってしまう人はもともと持っている思考癖で一視点からしか物事を見ないです。
不安や心配で見える範囲が狭いのでしょう。
現実はたくさんの事実で成り立っていますので、いろんな方向で考えると意外なところに突破口がありますが、そのいろんな方向で考える方法がいくつか書かれており、「ソクラテス式問答法」は自問自答で使うだけではなく他人との対話でも使えます。
顧客がごねてる時にうまく商談を進めたい営業マンや、言うこと聞かない部下に悩む上司、指示があいまいで気が変わりやすい上司の下にいる部下。
怪しそうなおいしい話を持ってきた友人。
ああ言えばこう言う子供や夫・妻とのコミュニケーションにも使えると思います。
質問して相手のまとまってない考えや矛盾のある意見を正しく誘導する問答法なのですが、私は自問自答するときは結構この問答法を使っているかもしれません。
ただ対人ではあんまり使わないかも…。
本にも文章で読むと気付くが会話の中だとなかなか気付かないものがクリティカル・シンキングだというようなことが書かれておりました。
また友人から相談された時にこの手法を使ってお互い有意義な時間を過ごせたらなと思いました。
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2021年4月 発行
2021年7月 完読
請求記号 141.5