とある図書館員の個人的読書感想の留書き

今まで読んだ文学から実用書、専門書、漫画まであらゆるジャンルの感想覚書きです。本のあらすじは不必要に書きません。本を手に取って読んでほしいから。

マンガ版ちょっとだけ・こっそり・素早く「言い返す」技術 ゆうきゆう

人と話をしていて意見が食い違ったとき、あとで

「あー、こういった方が伝わりやすかったな」

って私は良く思います。

その時は感情が先走りやすくなって勢いにまかせて言ってしまいます。

落ち着いて違う視点の発言するとかその時に気付けばいいものをいつも後の祭りです。

ただ

「次似たようなチャンスが訪れた時はこう言う!」

って脳内シュミレーションはしますが、なかなか同じようなシチュエーションは起きませんよね…。

パッと切り返しできたらな~、って思ってたので目に留まったので読んでみました。

 

この『「言い返す」技術』を読んで思ったことは、知らず知らず私も使ってるなー、って技術があったてこと。

今まで図書館勤務以外にも接客業ばっかりやっていたのもあって、

ちょっと勘違いされたお客様や、現場をまったく知らない上司相手にどう返せば良いか、って常に考えて仕事していたからかもしれませんね。

 

 

また、ニコ動作ったひろゆきさんが結構な頻度で頭にチラつきました。

ってことはこの本を読みこんで技術を身に付けたらひろゆきさんになれるかも!?

う、嬉しいこと、なのか…な?

 

腹立つことを言われた時に言い返す技術だけじゃなくて、相手と盛り上がる話をする際の質問方法とか、自分のメンタルの保ち方なども書かれていて

(メンタル系のマンガや本の監修をよくされているゆうきゆう先生が書かれているので内容は納得できます)

上手に自分の言葉にアレンジして使えば、営業のお仕事をされている方はお客様の「でもでもだって」を封じることができるかもしれませんね。

 

 

マンガも付いていてわかりやすくて、私のように「あの時ああ言えば良かった」って後悔する人は何度も繰り返し読んで頭に叩き込み、

脳内シミュレーションを繰り返し行うことで本番に備えましょう。

私ももちろんやります!

ってことで、この本は借りるより買って隙間時間に読んで妄想するのがおススメです。

 

☆☆☆☆

2020年8月発行

2021年5月完読

請求記号361.4