とある図書館員の個人的読書感想の留書き

今まで読んだ文学から実用書、専門書、漫画まであらゆるジャンルの感想覚書きです。本のあらすじは不必要に書きません。本を手に取って読んでほしいから。

北欧女子オーサ日本を学ぶ オーサ・イェークストロム

オーサさんの本とはたまたま当時の職場で出会い、北欧人から見た日本ってどんなだろうなと、漫画で読みやすそうだなと、読んでみたら面白くて、毎度発売されたら読んでます。

こういう比較文化はとても面白いと思います。

それぞれの国の文化に良し悪しはないけれど、便利か不便か、面白いかくだらないか、ってさまざまな視点から考えさせられるので、とても知的好奇心がくすぐられます。

 

今回のこの「北欧女子オーサ日本を学ぶ」は私も知らなかった日本文化が紹介されていて「へー」「ほー」と言いながら読みました。

 

学んだこと

・割り箸の種類  確かに…、いろんな形状があると思っていましたが、それぞれに名前が付いていたとは!!私は「点削」が一番好きです。削げてるところがつるつるして触ると気持ちいいから(笑)。反対に好きじゃない割り箸は「利久」。特に酔っぱらってるとどっち側で食べてたかわからなくなるから。どうして利休箸は両側が細くなっているかの理由も書いてあってなるほどなぁ、でした。

 

・先生の使い方  学校の先生はもちろんのこと、議員さんやお医者さんを呼ぶ時も先生と使うけど、どういう職業の人に使うのかということに疑問を持っていましたが、簡単に言えば「専門的職業」の人に対してとのこと。なるほど…、納得。

 

・カタカナ  「外来語は基本カタカナだけど、植物や動物、擬音語などもカタカナで書かれる」って部分に本当だ!なるほど~と思いましたが「メガネやハサミもカタカナ」って部分にも本当だ!何で!?って身近すぎて全く今まで考えたことなかった!だから「餃子」は「ギョーザ」と書くのであって「ギョウザ」ではないのではないか、と図書館以外の職場で話題になったことを思い出しました。餃子は漢字だけど外来語だからカタカナ表示で伸ばす音を使うんでしょうね。

 

・乗り気じゃない誘われごとに社交的な友人を連れて行く  これは、ちょっと違うパターンですが過去にされました。私が社交的な友人の立場だったのですが、誘ってきた同じ職場(これも図書館ではありません)の方々とは親睦があんまりなかったのですがこうやって誘われたってことは友達って思ってくれてるんだ!って勝手に私が思い込んで次の日、その二人が食堂でランチを食べてたので「隣いい?」ってにこやかに入ったんですが、何か空気がシラケて重い…。私はそういうのを察して黙々とご飯を食べてすぐに退散しましたが…、それから数日後その二人は付き合い始めました。そう!その二人とは男女だったのですが、付き合う直前で緊張してしまうから私を誘ってきたのでした。私はそういう理由で誘われたのはあまり心地よく感じませんでしたし、更にランチの時なんで私にもう用がないから歓迎されなかったわけで…そういうことされたらそれ以上仲良くしたくないなぁって感じてその二人とは縁切っちゃいましたね。

 

また、この本にありましたが、スウェーデンは2030年までに完全キャッシュレス化するそうです。

日本は現金が大好きなのでキャッシュレスはなかなか根付かないですね。

私もキャッシュレスのポイント期間が終わってから現金支払いに戻ってしまいました。

Suicaを使ってたのですが、入金してもすぐ残金がなくなって頻繁に入金してるイメージが付いてしまい、当時は現金じゃないから知らず知らず無駄遣いしてるのかなぁって思っていました。

しかし現金払いに戻っても何かすぐATMでお金おろしてるような感じなので、どちらにしろ無駄遣いしてるかもしれない…。

出納帳つけた方がよさそうです…・

 

☆☆☆☆☆

2020年2月発行

2020年8月完読

請求記号 302.1

 

#北欧女子#オーサ#日本文化#スウェーデン