イギリスはおいしい 林望
中学時代イギリスに憧れて、当時は地図を見ずにブリテン島を描けるくらいハマってしまい、高校1年の頃にたまたま本屋で平積みになってたこの本を見つけ、ためらいなく購入した本です。
当時夜寝る前にワクワクしながら少しずつ読んでいました。
その後大学時代にイギリスへ夏季留学でホームステイをしたのですが、毎夜食卓に並べられた食事がこの本に書かれているものそのまんま!
あぁ、本当にイギリスにいるんだー、って感激しました。
ステイしたのは子供が5人いる大所帯のお家だったのもあり、朝はシリアル、夜はフィッシュ&チップスにトマトソースで煮た大豆添えがほぼ毎日!
日曜はお母さんの親が来て一緒にご飯を食べるのですが、この親がベジタリアンなのでこの日の夜はくたくたに煮た味のない野菜!
(2度チキンカレーだったことがありましたがタイ米でした。)
ちなみに「毎日フィッシュ&チップスだー」って気づいたのが滞在期間の2/3過ぎる頃でおいしくて飽きなかったんだと思います。
ただトマトソースの大豆は後半キツくなり、くたくた野菜は二度と食べたくないと思いました(どれくらいくたくたかというとブロッコリーが口の中で溶けます)。
デザートは夏だったのでアイスクリームが多かったです。
子供たちはバニラアイスの上からチョコソースやキャラメルソースをかけまくってて、見てるだけで口の中が甘くなった事を覚えています。
たまに出されたスコーンは、これはやっぱり絶品でとても美味しかったです。
外はカリッ&サクッ、中はふわっ、としていて、日本ではまだこれに超えるスコーンに出会っていません。
出会いたい!
昼は語学学校のランチで各国から生徒が集まるので肉料理はラムかチキンのトマト煮込み、ラザニアなど、なんかトマトベースが多かった気がします。
トマトベースはあまり好きではないのであるから食べていたという記憶しかありません。
お菓子は本にもあったソルト&ビネガー味のチップスは本当においしかったです。
ただチップスは好きじゃないので自分で買った記憶はありません。
またチョコレート菓子はたいていキャラメルが入っていて、私はキャラメル入りのチョコが苦手なのでいつも食べていたのはキットカットでした。
この記録を書くために本をパラパラ読みしたのですが、やっぱりおもしろい!
読んでからウン十年経ってるからまた読み返そうかな、イギリスに行った記憶と共に…。
☆☆☆☆☆
1991年3月発行
1993年春~初夏完読
請求記号 596.23
#イギリス#イギリス料理#林望#エッセイ